浦和のMF関根貴大がリオ・デ・ジャネイロ五輪の日本代表メンバーから外れた。 リオ五輪世代にあたる23歳(1993年生まれ)以下の日本人アタッカーのなかで、今季のプロ公式戦で最多の出場時間を記録しているのが関根だ。しかもJ1の上位争いとアジア最高峰のACLというハイレベルで、コンスタントにピッチに立ってきた。 この2年間はU-19日本代表の活動や、JリーグとACLの過密日程もあり、手倉森ジャパンに招集された機会は限られた。最初は昨年10月の九州合宿。続いて12月のカタール遠征。 そして今年は3月のポルトガル遠征のみ。Jリーグ2ステージ制の弊害とも言える超過密日程により、その後の静岡合宿、親善試合のガーナ戦、トゥーロン国際大会と、いずれも未招集だった。国内の合宿や試合には呼ばれずにいた。 それだけに、リオ五輪の最終登録メンバー発表直前に組まれたメンバーの最終選考の意味合いの濃かった6月29日の