UDライススプーンという、左右非対称な形をしたスプーンがあります。僕の会社のある三鷹近辺だと、AZ DININGというイタリアンのお店で実際に使うことができるのだけれど、これが劇的に使いやすい。これまでのスプーンは一体何だったのだと思うくらいに。液体をすいすい掬えて、非常に心地よくご飯を食べられます。 http://www.amazon.co.jp/dp/B002QXMD2M/ ただ、このスプーンにはひとつの盲点があって、右利き用・左利き用が明確に分かれているのです。自分の利き手にそぐわないスプーンが出てきた場合、途端使いづらいものになる。お客様の素振りをみながらさっと利き手を判断して提供するスプーンを変えていたら素晴らしいのだけれど、それをランチタイムという戦場でいざ提供しようとしたら、なんと大変なことか! 先に前菜を提供して、フォークで食べている様子を見ながら利き手を判断しましょうか。