独ハンブルグで開催中のInternational Supercomputing Conference(ISC'11)において、スーパーコンピュータのランキング「TOP500」が発表された。 その結果、理化学研究所と富士通が共同開発している「京」が、前回トップだった中国の「天河一号」を抑え1位を獲得した。天河一号以下の順位は、米国の「Jaguar」が3位、中国の「Nebulae(星雲)」が4位、そして東工大の「TSUBAME 2.0」が5位となった。
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次世代スーパーコンピューター「京」を構成する8台のパソコン=神戸市中央区の計算科学研究機構で2010年10月、吉川雄策撮影 理化学研究所は20日、神戸市中央区のポートアイランドにある次世代スーパーコンピューター(スパコン)「京(けい)」が、ドイツで開催中のスパコンに関する国際会議で、演算速度世界1位を獲得したと発表した。日本のスパコンが1位になるのは、海洋研究開発機構の「地球シミュレータ」(02年~04年6月)以来7年ぶり。「京」は政府の事業仕分けで蓮舫参院議員が「世界一でないといけないのか。2番ではだめなのか」などと問題視し、話題になった。 京は理研と富士通が約1120億円をかけて開発中で、高性能の処理装置(CPU)約8万個を効率よくつないだのが特徴。8割方完成し、4月から一部稼働している。 ランキングは世界の上位500位を選び、年2回、発表される。ランキング締め切りの5月時点で、指標と
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