起業時の資金調達方法で、融資と並び人気なのが補助金や助成金の獲得だ。原則的に返済不要で、うまく活用できれば、強力な資金調達方法になる。 今回は、起業時に活用したい補助金・助成金について解説していく。 創業補助金 【重要】 平成26年度補正予算 創業・第二創業促進補助金 経済産業省系の補助金で、正式名は「創業促進補助金」。金額上限200万円、補助率3分の2。申請には認定支援機関の確認書が必要である。 認定支援機関とは、中小企業経営力強化支援法に基づき、中小企業支援で高い専門性を持つと認定された支援機関のこと。主に金融機関、税理士、中小企業診断士などの士業、並びに士業の団体の多くが認定されている(士業=認定支援機関ではないので注意)。 中小企業基盤整備機構のウェブサイトの「サイト内検索」で、「創業補助金」を検索して、公募があるかをチェックする。士業では、中小企業診断士、税理士が明るい分野なので