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書評に関するglockenspielのブックマーク (2)

  • 書評『サイバースペースの著作権』

    著作権というイデオロギーを読む 『サイバースペースの著作権』名和小太郎著(中公新書/一九九六年/680円)  著作権の問題ほど、現代のメディア文化の構造とそれに対する近代的な制度や観念との齟齬が明瞭に見てとれる領域は他にない。にもかかわらず、一般の著作権に対する認識と言えば、文化的なテクストの使用に対する窮屈な規制であるか、もしくはナイーブに信仰される「表現者」とやらの「権利」といった認知が関の山であろう。そこでは問題は、ある実践が法に触れるか/触れないかという法律的な問題に還元されており、われわれの置かれた社会での、文化的なテクストの取り扱い方に関するキャノン(基準)を表象した一つのイデオロギー体系として著作権が受け取られることは稀である。しかし現行の著作権システムは、その起こりが西欧における民主主義=人格権思想の成立と深く関わる思想史上の出来事であり、近代的な芸術思潮---

    glockenspiel
    glockenspiel 2007/10/21
    名和小太郎著、中公新書、1996年(版元品切れか)
  • 日本資本主義の精神(山本七平) - 人権擁護法案マガジン・ブログ版

    このは1979年出版だから、まだ日経済が成長し続けていた頃だ。今から考えると、当時既に日主義の精神は荒廃してきており、山七平を無視したから日経済は崩壊した、というような状況にある。この人の業績は他にも多いだろうが、少なくともこのは第一級のものだ。小室直樹との共著「日教の社会学」などと合わせて読むと理解しやすい。この二人の社会学的研究は、日人にとって何よりも優れた薬となるだろう。下のブログはこの二人の影響を大きく受けていると思われる。 武蔵野航海記 http://plaza.rakuten.co.jp/sailmssn/ 以下、私(VIP)がこのを以前読んだ時の感想をもとに要約する。 日の機能集団(企業、官庁等)は共同体である(何時からかは不明)。 終身雇用も年功序列も、共同体には当たり前のことであり、そういう契約があるわけではなく、日式経営というものでもない。 共

    日本資本主義の精神(山本七平) - 人権擁護法案マガジン・ブログ版
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