「米マイクロソフト(MS)社の技術者用会員IDを詐取した容疑で、県警サイバー犯罪対策室と栃木署は4日、福島県いわき市平、ホームページ(HP)管理業佐藤文平容疑者(57)を再逮捕した。 逮捕容疑は2011年11月上旬ごろ、転売が禁じられているソフトウエアの認証コード『プロダクトキー』を販売する目的でMS社ウェブサイトにアクセスし、契約料を支払って技術者向け会員サービスの会員となり、MS社からIDの交付を受けた疑い」 7月4日付の栃木県の地方紙・下野新聞(しもつけしんぶん)の記事である。 また、同紙は「(栃木)県警によると、転売を行う目的で、MS社からこのIDを詐取した容疑での検挙は全国で初めて。 佐藤容疑者はことし6月、MS社が商標登録したロゴなどを広告として利用した疑いで逮捕されていた」と続けた。 一見、ありふれた詐欺事件の報道である。だが、このニュースが今、ネット上で高い関心を集めている