【ガルシア・マルケス】Gabriel García Márquez 1927- コロンビアの小説家。1982年度のノーベル文学賞を受賞。サンタ・マルタに近い小さな町アラカタカに生まれ、ボゴタ大学で法律を学んだ後、ジャーナリズムの道に入ってローマ、パリに在勤。1955年に中編『落葉』を発表してから、同じく中編『大佐に手紙は来ない』(1961)、短編集『ママ・グランデの葬儀』(1962)、中編『悪い時』(1964)などを経て、20世紀小説の最大の収穫の一つと言われる『百年の孤独』(1967)を世に送った。[…] 平凡社『ラテン・アメリカを知る事典』より