議論には、大別すると3つの種類があると思います。 1.議論のための議論。いわゆるディベートや討論など。 2.問題解決の答え、または妥協点を見出すための議論。 3.好き嫌い論。主に自分の主観や感想を言い合う会話。 1.は、議論することが目的です。 論理や弁論の優れた者が勝つ、ゲーム性の強いものです。 ここでは明確な答えを出す必要はなく、ある事柄について「じゅうぶん議論したよね。」という事実が残れば良いのです。 もちろん勝敗のつかないことだってあるでしょう。 2.は、会議や打ち合わせの場にて、何かの方針や仕様を決定したり、出席者の同意を得たりするために行われる議論です。 時間の許す限り、結論や妥協案が出るまで繰り返し続けられます。 3.は、議論ではありません。 ですが、好き嫌いを論じることが議論だとカンチガイしているのが実状です。 参加者は互いに好き嫌いを語ってるだけなので、感情的な言い争いに