(セ・リーグ、中日4−1阪神、17回戦、中日9勝7敗1分、7日、ナゴヤドーム)中日先発の山本昌が、初登板で貴重な勝利をつかんだ。プロ27年目の今季は左肩甲骨や左足の故障で出遅れた。11日に45歳となる左腕にとって、この日のマウンドは「最初で最後のチャンスだと思った。いくところまでいってつぶれようと思った」という背水の陣だった。 42歳の下柳との投げ合い。一回に味方の失策で先頭打者に出塁を許し、1死二塁のピンチを背負ったが、鳥谷と新井を落ち着いて打ち取り「森野のエラーはしょうがない。後続を断って逆に勢いに乗れた」と山本昌。二回以降は要所を締め、リーグトップのチーム打率を誇る阪神打線を相手に「見ないようにしていた」というスコアボードに、五回まできれいに「0」を並べた。 六回に1点を失い救援を仰ぎ「欲を言えばもう1回投げたかった」そうだが、「しっかり調整してきたことを、マウンドで表現できたかな」
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く