サッカーの元フランス代表で、名門マンチェスター・ユナイテッド(マンU)などで活躍したエリック・カントナ氏(44)が3日、95年の試合で観客にとび蹴りを食らわせたのは「ファンのためだった」と英BBC放送のインタビューで明かした。 “キング”の愛称で親しまれた同氏はマンU時代の95年、敵地でのクリスタル・パレス戦で退場処分となった際、スタンドからヤジを飛ばしたサポーターに駆け寄り「カンフー・キック」をお見舞い。さらにパンチを数発食らわせ、一気に大事件へと発展した。 同氏はキックを“過ち”と認めたうえで、ファンを喜ばせるためにやったと発言。「一部の人にとっては夢のようなもの。こんな光景はたまにしか見れないから、みんな喜ぶんだ」と説明した。 また、現役時代の思い出の品を保管していないとも発言。「獲得したメダルがどこにあるのかもわからない。フランス代表で45試合戦い、90枚のユニフォームを着たが、手