男子テニスツアーのW&Sオープン男子(アメリカ/シンシナティ、ハード)は23日、シングルス決勝が行われ、第2シードのR・フェデラー(スイス)が第1シードで世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)に7-6 (7-1), 6-3のストレートで勝利し、2連覇を達成すると同時に大会7度目の優勝を飾った。今回のタイトル獲得は今季5勝目、キャリア通算87度目の優勝となった。 決勝戦、フェデラーはジョコビッチに1度もブレークチャンスを与えず、ファーストサービスが入った時には82パーセントの高い確率でポイントを獲得。さらにジョコビッチの動きを止めるドロップショットや鮮やかなネットプレーで圧倒し、1時間30分で試合に終止符を打った。 表彰式のスピーチでは「ノヴァーク(ジョコビッチ)、ウィンブルドンからモントリオール(ロジャーズ・カップ)もあったし、大変だったと思う。僕はまだ引退しないし、まだまだ頑張るよ