オーストラリアへ移籍したブレイブスマッシュとトーセンスターダム(c)netkeiba.com、写真:Racingfotos Ltd 総勢14頭もの日本馬がドバイに遠征し、国内での馬券の売り上げも上々。レースからわずか2日後の朝には出走関係者がトレセンで普通に仕事をしている姿を見ると、日本の競馬がグローバル化してきたのを実感する。 グローバル化といえば、日本馬のオーストラリアへの活発な移籍がその象徴だ。トーセンスターダム、ブレイブスマッシュ、アンビシャスら、日本で重賞を勝った馬が、かの地にトレードされて活躍。それだけではなく、最近は条件馬にもトレードの話がたくさん舞い込んでいるという。 「向こうは今、バブルで経済状況がいいみたいだし、移籍した日本馬が皆走っているからね。それだけ日本馬の能力が高く、向こうでの適性もあるんだろう。実際、ウチの馬にも複数、トレードの話があったよ」とは西園調教師。