2008年4月24日、日本の有害廃棄物をフィリピンに輸出し、引き換えにフィリピンの看護師および介護士受け入れるという日本フィリピン経済連携協定(JPEPA)に反対する市民がフィリピン大使館へ向かいました。2006年に両国間で締結をされたこの協定は、現在フィリピン上院の審議を待つばかりです。フィリピンの人々の環境や健康、生活を危険にさらす協定を取り決めた日本政府に怒りを感じながらも、この協定の批准を止めたいと考えた市民らはフィリピン大使館へJPEPAに批准しないよう求める申し入れを行いました。大使館職員も外へ出てきて、申し入れに耳を傾けました。 現駐日フィリピン大使は、アロヨ大統領よりJPEPAに関する交渉も任されたドミンゴ・シアゾン特命全権大使です。アロヨ大統領は4月後半から再開された上院に対して、JPEPAに批准するよう圧力をかけていると聞きます。理由はJPEPAに批准しないと日本がフィ