日々のライター稼業など。コメント欄に書きにくいことや仕事のお話はgotogen510@yahoo.co.jpまで うちの子供教室に来ているA君(イニシャルにあらず)は、幼稚園児なのに将棋クラブで1級で指しているそうだ。さすがに1級は甘いと思うけれど、最大出力はなかなかのもの。大局観はまだまだでも、指の向かう先はプロと遜色ないほど本筋そのものだ。 今日、彼と指しているときのこと。 普通に多面指しの駒落ちをやっていて、こちらが何気なく王手を掛けたら爽やかに投了されてしまった。 「詰みまで読み切ったの?」と尋ねたところ、「なんとなく先生が攻めてきたから詰みかと思った」と答える。じっくりと話を聞くと、結局なにも読んでいないことがわかった。 彼は自分より弱い子と指すときには、負けるとしても最後まで指す。相手が間違えるかもしれないし、過去にそうやって勝ってきたから。でも自分より強い人に対しては、わかっ
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