コラーゲン鍋店やカフェなど「ハレノヒ」ブランドの飲食店を展開するノスプロダクター(品川区)は6月9日、稲庭うどんを主力とした新業態の和食店「稲庭干饂飩処 いなにわ」(目黒区上目黒3、TEL 03-3760-6702)をオープンした。 西麻布で30年以上営業し、ビルの老朽化に伴い目黒に移転した「いなにわ」が前身。閉店の話が出た際に、同店に通っていたという同社小野坂直之社長と黒石和宏副社長が「店を無くしたくない」という思いから引き継ぐことを決定。同店出店を機に、今後は飲食を中心とした再生事業も手掛けていくという。 麺類中心の「(麺)ハレノヒ」として営業していた同所。店舗面積は65.5平方メートルで、席数は34席。店内には座敷席を新たに設けたほか、木目調のテーブルや椅子を配置。「ゆっくりくつろげる空間作り」を心掛けたという。 うどんは、練る・綯(な)う・延ばす・干すという工程など、「350年代々