インターネットを使って、自分が気に入らない相手(個人、団体、地域、民族)についてのデマを拡散し、相手の社会的信用を落とす。いまやネット右翼の常套手段となった手法だが、沖縄のネット右翼たちもそのやり方は同じである。 今年に入って沖縄のネット右翼の何人かが、目取真俊がひき逃げをした、というデマをたれ流している。インターネットで「目取真俊」と検索すると、ひき逃げ云々、という記事がいくつか出てくるが、その一つが「狼魔人日記」というブログの1月7日の記事だ。同ブログを書いている江崎孝氏は宜野湾市在住で、チャンネル桜沖縄支局の常連メンバーとして、火曜日の「沖縄の声」のキャスターを務めている。 江崎氏が情報を得たのは「光と影」というブログの1月7日の記事らしく、さらにそのネタ元は『選択』という情報誌である。この情報誌から私が取材を受けたことはない。雑誌の性格や記事の内容からして、沖縄防衛局・防衛省関係者