会社人間だった方の定年後のキーワードは “生活費、健康、生きがい”のように言われています。これらを考え直してみましょう 少子高齢化が急速に進展し人口が減少する中で、経済社会の活力を維持するため、働く意欲がある高年齢者がその能力を十分に発揮できるよう、高年齢者が活躍できる環境の整備を目的として、 「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」(高年齢者雇用安定法)の一部が改正され、令和3年4月1日から施行されました。 定年を迎えると、次に掲げる事例のように、それまでとは生活環境が大きく変わります。これらの変化への対応は一朝一夕 にはできません。今から様々な変化を想定し、家族、特に配偶者と相談してそれらへの対応を考えておくことが大切です。 定年後の生活環境の変化 自由に使える時間が増える: 定年後は、通常、拘束されない時間が大幅に増えることになります。 収入が減る: 年金が支給されても、定年前に比べ