今回はParcelableインタフェースを用いて、インスタンスの状態を保存する方法を説明します。 状態の保存と言うとシリアライズを思い浮かべる方もいると思いますがシリアライズは永続化を目的としていますが、Parcelableはプロセス間通信のときなど、一時的に状態を保存したいときに利用します。 シリアライズの方法に関しては以下の記事を参考にしてください。 データを簡単に保存する方法(シリアライズ編) それでは続きでParcelableインタフェースを用いて、インスタンスの状態を保存する方法を説明します。 大まかな流れ Parcelableインターフェースを実装したクラスの作成の大まかな流れは以下の通りです。詳細は後述します。 インタフェースの抽象メソッドを実装 Parcelable.CreatorクラスをCREATORという名前でStaticフィールドに用意 状態の復元を行うコンストラクタ