中国の広い範囲で大規模な黄砂が発生し、首都・北京では飛来した砂で街は黄色くかすんでいて、市民生活にも影響が出ています。 一方、日本では、12日から13日にかけて北日本から西日本の広い範囲で黄砂が飛来すると予想されていて、気象庁は交通への影響などに注意するよう呼びかけています。 中国の気象当局 “大規模な黄砂発生” 中国の気象当局によりますと寒気による強い風の影響で内陸部や隣国のモンゴルで巻き上げられた砂が拡散し、10日から11日にかけて北部を中心に広い範囲で大規模な黄砂が発生しました。 このうち、首都・北京では、街が黄色くかすんでいて10日に続いて、11日も一時、大気汚染のレベルが6段階のうち最悪のレベルとなりました。