ソフトバンクの逃れられない呪縛 - スポーツ - ZAKZAKソフトバンクが、やっかいな“呪縛”から逃れられないでいる。 ２８日の巨人戦（東京ドーム）は、元所属の杉内俊哉投手（３２）を打ち崩し５－０で完勝。いずれも優勝候補に挙げられたチームだが、セ・リーグ首位をなんとか維持する巨人に対し、こちらはまだＢクラスを抜け出せない。 さらに「２ケタ勝利間違いなしで新人王の最有力候補」と期待された新人も、明暗を分けている。巨人・菅野智之投手（２３）＝東海大＝はすでに５勝。だがソフトバンクのドラフト１位・東浜巨投手（２２）＝亜大＝は、４月１８日の楽天戦で６失点を喫し、２軍に降格したままだ。 実は前身のダイエー時代から、期待の大物ルーキー投手は大成しないというジンクスがある。 ２０００年のドラフト会議では競合必至とみられた山村路直投手（九州共立大）を逆指名で１位、シドニー五輪日本代表の山田秋親投手（立命大）を２位で獲得。しかし、どちらも戦力にはならなかった
