日本ダービーの翌週、2013年の2歳新馬戦がスタートした。東京の2鞍が13、12頭立てだったのに対し、阪神の2鞍は5、7頭立てとレース成立すら危ぶまれた少頭数。当コラムを読んでくださっている方はお分かりだろうが、この事態は「預託頭数制限の強化」が栗東のキュウ舎運営を直撃したことで引き起こされたと言っても過言ではない。 週中の想定段階では新馬戦の頭数が5頭割れしている状況だったため、「言った通りになったでしょ。レースは成立するの?」という声をかけてくるキュウ舎関係者は1人や2人どころではなかった。 「企業努力をせよ」の大号令に従って、預託頭数制限いっぱいに馬を集め、好成績を挙げたら「やっぱりキュウ舎メリット制はダメ」。さらには「預託頭数の上限も最大馬房数の3倍から2・5倍まで下げる」では、今までの経営努力は何なのかとなるのは至極まっとうな流れ。努力をあっさり無にするやり方に不満を覚える関係者
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