インドネシア・バンテン州タンゲランで、中国人死刑囚が脱獄に使用した排水路を調べる刑務官ら(2020年9月18日撮影)。(c)FAJRIN RAHARJO / AFP 【9月23日 AFP】インドネシアの首都ジャカルタ近郊の刑務所で先週、死刑判決を受けていた中国国籍の男が監房から30メートルのトンネルを掘って脱獄した。 脱獄したのはカイ・ジ・ファン(Cai Ji Fan)死刑囚で、メタンフェタミン110キロを不正取引したとして、2017年に死刑判決を言い渡されていた。警察によるとカイ死刑囚は先週、下水道につながる小さなトンネルを通り、バンテン(Banten)州のタンゲラン(Tangerang)刑務所から脱獄した。 タンゲラン警察署長は「(カイ死刑囚が)脱獄したのは、これで2度目だ」と明らかにした。 関係者によると、カイ死刑囚は脱獄時に同房者も誘ったが断られていたという。 当局はバール、たがね