混雑するし、遅れも多い。“痛勤”の象徴だった通勤電車が進化している。ホームドアの設置を増やすなど、安全面・サービス面を改善するための設備投資を鉄道各社が増やしている。 2月9日発売の週刊東洋経済は、「最強の通勤電車」を特集。混雑率の改善度や遅延発生日数の少なさなど7つのデータから最強の通勤電車を独自判定し、首都圏や大阪で進む新線・延伸計画についても触れた。 首都圏では鉄道の新線構想が相次いでいる。実現へ向けて先陣を切ったのは、郊外を走る地下鉄だ。 横浜市は1月23日、市営地下鉄ブルーラインの現在の終点、あざみ野駅(横浜市青葉区)から小田急線・新百合ヶ丘駅(川崎市麻生区)まで約6キロメートルの延伸を川崎市と協力して事業化すると発表した。 開業の目標は2030年。延伸区間は横浜市内と川崎市内がほぼ半々。大規模な団地が広がる市境のすすき野付近などに4駅を設置する計画だ。事業費は概算で約1700億
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