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ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (437)

  • 「日本の底力は『おもしろければなんでもあり』にあり」 (2ページ目):日経ビジネスオンライン

    山中 浩之 日経ビジネス副編集長 ビジネス誌、パソコン誌などを経て2012年3月から現職。仕事のモットーは「面白くって、ためになり、(ちょっと)くだらない」“オタク”記事を書くことと、記事のタイトルを捻ること。 この著者の記事を見る

    「日本の底力は『おもしろければなんでもあり』にあり」 (2ページ目):日経ビジネスオンライン
    gogatsu26
    gogatsu26 2015/10/24
    “マーティ: つまらないです。流れてるのは、ラップと、メチャメチャ上手い系な女性ボーカルだけ、とかね。  上手いことは上手んだけど、でも上手いだけ。超上手いなら、一般の人は満足するだろうけど、…”
  • 南京事件「世界記憶遺産登録」の教訓:日経ビジネスオンライン

    国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に中国が申請していた旧日軍による南京事件に関する資料11点が登録された。同時に申請された「従軍慰安婦」に関する資料の登録は却下された。これは日にとっては、かなり大きな外交的失点であるし、中国の国連外交の底力を見せつけられた、といっていいだろう。今後の日中関係にも大いに影響すると思われるので、今回は中国側の立場と思惑を中心に、このテーマに日はどう対処していけばよいのか、を考えてみたい。 新華社「中国の申請が成功」 中国国営新華社通信はこう報じている。 「中国の申請が成功し、"南京大虐殺公文書(中国語で档案)"が正式に国連世界記憶遺産に登録された。現地時間の9日夜、パリのユネスコ部が2015年の世界記憶遺産登録リストを公表し、新たに登録された47項目の中に"南京大虐殺公文書"の名前があった。同時に日軍の強制慰安婦関連資料は残念ながら落選し

    南京事件「世界記憶遺産登録」の教訓:日経ビジネスオンライン
  • 大学や専門家の「権威」は失墜したほうが良い:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン よく、大学の中で・・・あるいは外の一般の会合でも・・・話題になるのですが、3.11以降、専門家の「権威」が失墜した、という話を耳にします。 とりわけ「理工系」「医学系」の専門家、もっとハッキリ言えば原発や放射能関連の話が圧倒的に多いわけですが、これに関わる「大学教授」あるいは明確に「東大」の権威が失墜した、とか何とか、そういう話がしばしば出てきます。 そこから、どうしたら「権威」を回復できるか、という話が出てきたりするのですが、今回は、一応現役の東京大学教員として、そんな「権威」など回復しなくてよろしい、犬にでもべさせてしまいましょう、というお話をしようと思います。 対立する複数見解を冷静に検討する大切さ いま、文学部哲学科関連で開かれてい

    大学や専門家の「権威」は失墜したほうが良い:日経ビジネスオンライン
    gogatsu26
    gogatsu26 2015/10/16
    “僕は、ノーベル物理学賞などを受賞した大研究者が、目の前で計算ミスをしたり、それを指摘されて気持ちよく感謝の言葉を述べたりするのを、少なからざる回数目にしてきました。”
  • 大陸と付き合ってろくなことはない:日経ビジネスオンライン

    鈴置 高史 韓国観察者 元日経済新聞記者。1995~96年ハーバード大学日米関係プログラム研究員、2006年イースト・ウエスト・センター(ハワイ)ジェファーソン・プログラム・フェロー。02年度ボーン・上田記念国際記者賞。 この著者の記事を見る

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  • 日本の「普通」が 中国人の「劣等感」を刺激する:日経ビジネスオンライン

    相変わらず好転する気配のない日中関係。先ごろ中国政府が「問題を棚上げにすること」を条件に、日中首脳会談を提案し、日側が拒否していたことが明らかになったばかりだ。 こんな状態が、かれこれ一年近く続いている。そんな中、私はずっと不思議に思っていたことがあった。日中の経済交流や人の往来はこれほど活発なのに、なぜ「日のいいイメージ」は中国になかなか伝播していかないのか? インターネットがここまで発達し、情報量が増えてもなお、誤解が減るどころか不信感が増し、相互理解へと前進していかないのか? という素朴な疑問である。 情報の伝達手段に問題があるのだろうか? あるいは、日中関係に関しては、人から人へと「正しい情報」が伝わりにくい何か特別な理由でもあるのか? というのは、私はこれまで数多くの中国人と接してきたが、彼らの対日イメージがそれほど悪いとは どうしても思えないからだ。私が比較的親日的な人に会

    日本の「普通」が 中国人の「劣等感」を刺激する:日経ビジネスオンライン
  • スーパークールビズは革命なんだな:日経ビジネスオンライン

    「スーパークールビズ」について、私の周辺にいる同世代の男たちは、異口同音に反対の意を表明している。 「くだらねえ」 「ポロシャツとか、何の罰ゲームだよ」 意外だ。 就業経験の乏しい私には、どうしてポロシャツが罰ゲームなのか、そこのところの機微がよくわからない。 「どうしてダメなんだ?」 彼らは説明する。 「あり得ないんだよ。単純な話」 「ポロシャツで会社行くくらいなら、いっそフーテンの寅で行く方がまだマシだってことだよ」 「でも、お前だって普段着からネクタイってわけじゃないだろ?」 「だからさ。たとえば、お前がどこかの編集者と打ち合わせをするとして、パジャマで出てこいって言われたら、その通りにするか? しないだろ?」 「……話が違わないか?」 「いや、違わない。オフィスでポロシャツを着るってことは、自由業者の生活経験に換算すれば、パジャマでスターバックスに行くぐらいに、赤面なミッションだと

    スーパークールビズは革命なんだな:日経ビジネスオンライン
    gogatsu26
    gogatsu26 2015/09/27
    “「日本の男はどうして背広を着るのか」ということについて、まるまる一冊かけて考察した、とてつもない書物だった。”…“日本のオフィスでは、「我慢をしている男が偉い」ということになっている。”
  • 「寝させず上司」の罪はものすごく重い:日経ビジネスオンライン

    (前編から読む) 前編では、日人の7割が睡眠に不満を抱えているという話を筆頭に、満足に睡眠をとれない状態がいかに生体のリズムに影響を及ぼし、健康リスクを高めているかについて白川修一郎さんにお話いただいた。 睡眠の諸問題の背景には、睡眠を削っても重大なこととは思わない企業の価値観や個人の現代的な生活観がありそうだ。後編では、睡眠を軽んじる価値観が高めるリスクを中心にうかがった。 白川修一郎(しらかわ しゅういちろう) 国立精神・神経センター精神保健研究所客員研究員。1949年福岡県生まれ。1977年東京都神経科学総合研究所研究員。1991年~2009年国立精神・神経センター精神保健研究所老人精神保健研究室長・精神保健研修室長・東京都神経科学総合研究所客員研究員。睡眠科学、時間生物学、大脳生理学、老人精神保健学を専門とし、編著書や監修書に『おもしろ看護・睡眠科学』(メディカ出版)、『睡眠とメ

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  • 「65歳定年」をやめれば企業は伸びる:日経ビジネスオンライン

    現在の日には、65歳以上の人が約3200万人いるらしい。そのうち就業者は700万人だという。700万人もの高齢者が就業者だというデータを見て、がんばっておられる高齢者が多いと思ったのと同時に、2500万人もの高齢者が働かないで生活しているということに驚いた。その中には、「元気だから」「もっとお金がほしいから」「人や社会の役に立ちたいから」といった理由で働きたいと思っている高齢者もたくさんいるに違いない。 退職は自らの能動的な選択であるべき 先日、アメリカ人の友人と話をしていたときに、「65才に達したら定年退職しなくてはいけないことについてどう思うか」と聞いてみた。友人は、「別に構わないのでは。自分はもっと早くリタイアしたい」という回答だった。 そこで次に、「自分の意思でリタイアするのとは違う。65才になっても働き続けたいのに、会社から年齢ゆえに一律に解雇される。それをアメリカ政府が認めた

    「65歳定年」をやめれば企業は伸びる:日経ビジネスオンライン
    gogatsu26
    gogatsu26 2015/09/18
    “アメリカでは、会社が定年制を設けることは禁止されている”
  • 「女性にとってはすべての合コンが婚活ですけど、男性はそうじゃない」 (3ページ目):日経ビジネスオンライン

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    「女性にとってはすべての合コンが婚活ですけど、男性はそうじゃない」 (3ページ目):日経ビジネスオンライン
    gogatsu26
    gogatsu26 2015/09/17
    “すぐ相手を好きになっちゃう素直な男性ほど、早くに結婚を決めてしまっていくんですよ。何かと疑い深い男性は残っていく。一方で女性は、そういう「惚れさせる」テクニックが苦手な人が残る。”
  • 情報収集衛星、鬼怒川水害でグーグルにKO負け:日経ビジネスオンライン

    突然といっていいだろう。9月11日、内閣官房・内閣情報調査室(内調)は、情報収集衛星(IGS)で撮影した、鬼怒川の水害の情況の画像を公開した。公表された画像は2枚。デジタル処理で解像度を落としてあるが、IGSで取得した画像が公開されたのは、これが初めてである。 画像公開の背景には、内調が、現在衛星4機体制のIGSを8機体制に倍増させ、さらに衛星間通信を行うデータ中継衛星を新たに保有する意志を示していることがある。 ところが、同じ11日、グーグルは、災害関連情報を集約して表示するサイト「Googleクライシスレスポンス」で、水害地域の詳細衛星画像を公開した。米民間地球観測会社の衛星が取得した画像は、デジタル処理で劣化させたIGS画像より鮮明。かつグーグルマップの上に重ねて表示され、拡大縮小も自由自在。利用者の利便性は衛星情報センターの2枚の画像を圧倒的に上回っていた。虎の子の画像を公開するこ

    情報収集衛星、鬼怒川水害でグーグルにKO負け:日経ビジネスオンライン
  • なぜディズニーランドには蚊がいないのか:日経ビジネスオンライン

    東京ディズニーランドは今日も多くのお客さんで賑わっています。長時間の順番待ちもなんのその。色んな味のポップコーンをほおばりながらパークを歩き、ミッキーマウスと写真を撮り、パレードを見て、夜空に花火が上がる時間までいてもまだまだ遊んでいたい、いつもと違う「夢の国」。 それにしてもです。 まだまだ暑いのに「あれ?」と思ったことはありませんか。 どこにもビールを売ってない 思わず同意してしまいそうになりますが、東京ディズニーシーの方ではアルコールを提供しており、ディズニーランド内にも会員制でお酒を飲める店が1軒あるそうです。 ディズニーランドには蚊がいない そう、ないのはビールではなくて蚊です。というわけで、前回に続いて、デング熱とそれを媒介する蚊のお話です。 この話、一部のディズニーランドファンの間では以前から有名らしいのですが、物ではないにせよ、ディズニーランドにはジャングルさながらの川や

    なぜディズニーランドには蚊がいないのか:日経ビジネスオンライン
    gogatsu26
    gogatsu26 2015/09/10
    “自主的に排水の浄化処理を行うとともに、水資源のリサイクルに取り組んでおり、テーマパークの水域や水を利用したアトラクションには、ろ過装置を設置し、水を効果的に循環させることで、その水質を維持管理…”
  • 継いだ老舗企業を潰すことだけを考えていました (4ページ目):日経ビジネスオンライン

    gogatsu26
    gogatsu26 2015/09/08
    “コップ一杯の水か白湯で飲むのが原則なんですが、お年寄りや乳幼児は、なかなか飲めるものではありません。そこで、ゼリー状のオブラートで薬を包むことを考えました。”
  • “アパホテル3万円”は当たり前に?:日経ビジネスオンライン

    「うちはどんなに混雑していても正規料金以上の値付けはしませんよ。でも、“あのホテル”は違うんですよね…」。「ホテル不足は認識していますが、正規料金以上の値段で売るのは抵抗があります。“Aホテル”のように強気の値段設定で、お客さんの足元を見るような商売はしたくないですから」――。 振り返ればこの夏は、全国主要都市のビジネスホテル業界関係者とホテル不足問題について議論する機会が多かった。日経ビジネス8月24日号のスペシャルリポート「出張先でホテルがない!~誌厳選9つの解決策~」を執筆するためである。 取材の際、必ずと言っていいほどオフレコで飛び出すのが、「あのホテル」もしくは「Aホテル」と、名前をぼかして語られるホテルグループの話。それは愚痴のように聞こえる一方で、「風評を気にせず、高い料金で部屋を売れてうらやましい」という羨望も含まれているように聞こえた。 「あのホテル」――それは「アパホ

    “アパホテル3万円”は当たり前に?:日経ビジネスオンライン
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    gogatsu26 2015/09/01
    もちろん社長の一晩の値段ではない
  • 東芝現役社員が録音していた「無間地獄」:日経ビジネスオンライン

    林 英樹 日経ビジネス記者 大阪生まれ。神戸大学法学部卒業後、全国紙の社会部記者として京都・大阪事件を取材。2009年末に日経済新聞社に入り、経済部で中央省庁担当、企業報道部でメディア・ネット、素材・化学業界などを担当。14年3月から日経BP社(日経ビジネス編集部)に出向し、製造業全般を取材している。 この著者の記事を見る

    東芝現役社員が録音していた「無間地獄」:日経ビジネスオンライン
  • グーグル、無限への挑戦 (7ページ目):日経ビジネスオンライン

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    グーグル、無限への挑戦 (7ページ目):日経ビジネスオンライン
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    gogatsu26 2015/08/31
    “「ある意味、世界にはコンピューターが5台しかない」グーグル、ヤフー、マイクロソフト、IBM、アマゾン——。”
  • 引責辞任した3社長が東芝社内を闊歩:日経ビジネスオンライン

    8月27日木曜日、東芝特集取材班は刷り上がったばかりの「日経ビジネス」8月31日号を携えて、東京・浜松町の東芝社を訪れた。 「東芝 腐の原点~社員が誌に決死の告発~」 表紙を見た東芝の広報・IR担当者は顔をしかめ、3ページ目の「編集長の視点」から始まる東芝の関連記事を丹念に読み始めた。広報担当者はときどき首を傾げ、「うーん」とうなり、前のページに戻り、15分ほどで特集を読み終えた。を閉じると視線を上げて、こう言った。 「社内から、いろいろな情報がそちらに寄せられている、ということですね」 日経ビジネスは東芝が不正会計に走らざるを得なかった理由を探るため、広く情報を求めた。500人近くから情報が集まった。グループ会社や退職したOB・OGを含め、多数の東芝関係者からも話を聞いた。そうした現場から噴出する「悲鳴」を聞くにつれ、東芝の病巣の深さに戦慄さえ覚えたほどだ。 「くれぐれも社内で犯

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  • 「バブル入社組」は本当に多いのか?:日経ビジネスオンライン

    佐藤 浩実 日経ビジネス記者 日経済新聞社で電機、機械、自動車を6年間取材。13年4月に日経ビジネスへ。引き続き製造業を担当。 この著者の記事を見る

    「バブル入社組」は本当に多いのか?:日経ビジネスオンライン
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    gogatsu26 2015/08/06
    "バブル入社組の比率が最も高かったのは、「電機・電子部品」(対象は8社)だった。リストラや事業再編のイメージが強い電機・電子部品業界だが、19.4%が45~49歳の「バブル入社組」という結果になっ…"
  • 東芝は「社長のクビ」より「監査法人」を守った:日経ビジネスオンライン

    東芝の第三者委員会が調査報告書を公表しました。一読した印象は。 郷原:今回の東芝問題の質は、会計処理が適正だったかどうかです。会計監査人、つまり新日有限責任監査法人がどんなチェック機能を果たし、東芝の経営陣がどう対応したのかが最大の焦点であるべきです。ところが報告書では、一番大事なところを「スルー」しています。 東芝については、経営トップの確執や社内風土など、ガバナンス(企業統治)の問題が騒がれています。しかし、焦点はそこではありません。経営トップが過大な利益目標を「必達」だと押しつけて、現場が何かをしたとしても、最終的に監査法人がきちんとチェックできていれば、会計問題は起きないはずです。 この点をしっかり詰められなかったことが、報告書の最大の問題です。監査法人との関係性が明確にならない限り、東芝経営陣に「不正の意図」があったかどうかが認定できないからです。 「だます」か「見逃してもら

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    gogatsu26 2015/08/01
    "なぜ、第三者委員会は甘かったのでしょうか。 郷原:東芝にとって今後、新日本監査法人が必要になるからでしょう。"
  • 【29】「YES女子」と「NO女子」 (3ページ目):日経ビジネスオンライン

    安易な肯定、否定、断定を戒める趣旨は誠に仰る通りで、何ら異論はありません。ただ少し気になったのがタイトルに「YES女子」、「NO女子」という言葉を使われていること。近時流行の「何々系」といった言葉と同様、それ自体安易な決めつけを助長するような言葉ではないかと思うのです。その点、折角の深みと広がり秘めた主題に対して、いささか釣り合わぬ印象をもった次第です。 また、年を重ねられた方が、その見聞に従ってある種の断定的物言いをすることは、一概に否定すべきことではないと思います。むしろ、大切な事は、なぜその人がそのような断定をするに至ったかを考え、理解に努めることではないでしょうか。率直な断定的発言が相手や自分の立ち位置を明確にし、双方に反省を促す機会を与えることもあるでしょう。(2009/07/20)

    【29】「YES女子」と「NO女子」 (3ページ目):日経ビジネスオンライン
    gogatsu26
    gogatsu26 2015/08/01
    "人は年を取ると見聞が狭くなる  また、年を重ねるほど、「そんな人はいない」などと他人を安易に断定するようになる人も多いのです。  年を重ねると見聞は広くなるようで、狭くもなるのです"
  • ABCマート役員を書類送検した「かとく」の正体:日経ビジネスオンライン

    「企業と役員と店長2人が、違法な長時間労働で書類送検」。この7月に販売大手のエービーシー・マート(ABCマート)で起きた労働基準法違反事件の顛末を聞けば、震え上がる経営者は少なくないのではないか。たとえ残業代を適正に支払っていたとしても、捜査の手が伸びれば、たちまち“アウト”になる企業が続出する可能性がある。 まず、事件の内容をおさらいしておこう。東京労働局によれば、ABCマートは昨年4~5月、「Grand Stage池袋店」と「ABC-MART原宿店」において従業員4人に対して、法定時間や労使協定で定めた上限(月79時間)を超える、97時間15分から109時間22分の残業をさせていた。 労働基準法では1日8時間、週40時間を超えて働かせてはならないと定めている。それを超える場合は、事業場ごとに労使で協定(いわゆる36協定)を結ぶことが必要だ。「Grand Stage池袋店」では法定労働

    ABCマート役員を書類送検した「かとく」の正体:日経ビジネスオンライン