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ブックマーク / gnxshop.blog.ss-blog.jp (318)

  • 『知的創造の作法』:紙魚:So-netブログ

    ・マン・イズ・モータル、人は必ず死ぬものだし、生と死は私たちの一大関心事のはずだ。 ・読書界は「原典を読むのが一番」という正論にとらわれ過ぎて、ほどのよいダイジェストへの配慮を少しないがしろにして来たのではあるまいか。 ・旧約聖書はイスラエルの建国史、新約聖書はイエス・キリストの伝記、コーランは偉い親父の説教です。 ・欧米の文化に接するときにはギリシア神話の知識が絶対に必要だな。しかし、そのわりには日人はギリシア神話に通じていない。 ・欧米文化に接するときに古典と言えば、ギリシア神話以上に旧・新二つの聖書がある。 ・どうしようもない苛酷な労働、その不条理……だが、それを受け入れ「すべてよし」と告げて挑戦するとき、そこに喜びが生まれる。やさしく言えば、この世に神も条理もないと知ったとき、自分の精神の燃焼だけが喜びとなる、ということだ。 ・ネーミング……いろいろな事物に名前をつけること、これ

  • 『就職しないで生きるには』:紙魚:So-netブログ

    ・もし一回でもほんとうに保険の掛け金を払ってしまったら、ぜひとも事故にあうか、病気になるか、死の危険を冒しても、投資した分だけ取り戻さなきゃあって気になりかねない。 ・いつだって、新製品は過去になってしまい、さらに新しい考えが生まれつづける。だから、わたしたちはあやまっても、製品自体をけっこうがったりするようなまねをしてはなるまい。新製品はいずれもゴミになってしまう。 ・ほかの同業者は、申し分のない信用保証がある小売店は特別扱いにしてある程度のつけをきかせなければ、かなり売り上げがおちると忠告してくれた。でもわたしたちはこの方針に例外はまずいと感じた。もし信用できるのは誰かなんて考えだしたら、アッというまにわからなくなるのがオチだった。 ・ビジネスはうまくいっているときは、けして静止してはいない。成長し変化する。人間とおなじだ。さもないと、魂のどこかが死んでしまう。 ・人間って常により完璧

  • 『レイヤー化する世界』:紙魚:So-netブログ

    ・中世の真っ最中には、イスラムからみたヨーロッパは辺境の未開の土地で、蛮族の地域でしかありませんでした。そして当然のように、ヨーロッパ人たちはイスラム帝国で温かくは迎えられません。どちらかといえば蛮族扱いされ、侮辱されることが多かったようです。その屈辱と、そしてイスラム文明に対する羨望が、やがて「キリスト教の聖地エルサレムをイスラムから奪い返すのだ」という意志へと変わっていきます。 ・当時文明の土地だったイスラムの人たちは、十字軍がまさかヨーロッパを挙げて組織された軍隊だとは気づかず、強盗の集団が巨大化してしまったものぐらいに考えて、甘くみていました。これが悪い結果を招きます。 ・いまの世界はさまざまな感情によって分けることができると言っています。彼が挙げているのは、「希望」「恐れ」「屈辱」という三つの感情。 ・古代から中世まで、帝国は世界中に広がっていました。さまざまな帝国が消え、消えて

  • 『拍手しすぎる日本人行列してまで食べないフランス人』:紙魚:So-netブログ

  • 『いちばんやさしい心理学の本』:紙魚:So-netブログ

    ・なぜ人は人間関係で苦しんでしまうのでしょうか。多くの場合、その原因は「相手と自分は違う人間」だという前提をどこかに置き忘れたままコミュニケーションを取ろうとすることにあります。 ・人から嫌われがちな人は、心理学的に見て、自分から人を拒絶したり、遠ざける行動を取っていることが多い。 ・人は「常識」や「教育」などを押しつけられた結果、当の自分を心の奥底に隠してしまい、自分で自分がわからなくなることがある。 ・女性がコミュニケーションを取るときには、自分の気持ちを表現することを目的としており、これを自己完結的コミュニケーションといいます。 ・現代人の特徴として「情報を短時間で処理しようとする」「重要でない情報は無視する」「責任は転嫁する」「他人との接触を避ける」という四つを挙げています。これはネット社会に生きる人間の特徴といってもいいでしょう。 ・バイスタンダーとは傍観者のこと。つまりバイス

  • 『大人のための音感トレーニング本 「絶対音程感」への第一歩』:紙魚:So-netブログ

    ・「あなたの話には、主語がないわね」と親切に教えてあげたとしても、相手が「主語」という言葉の意味がわからなければ、意味のない指摘になってしまいます。「私」や「彼」が主語であるということが、お互いがわかって初めて、間違いも訂正できるのです。こうした「用語」がわかるからこそ、物事の「しくみ」がわかって来るものです。 ・文法や音楽理論をまったく知らない人には、実は大変な弱点があります。「間違い」がはっきりとは、わからないのです。読んだり聴いたりして、何となくおかしいな、とは思っていても、どこがどうおかしいのか指摘ができません。 ・出だしの音さえ確認すれば、あとは、正しい「音程」をキープして歌える……この能力が、「絶対音程感」なのです。 ・物事を理解することは、小さな前提知識の積み重ねです。小さな知識の暗記を拒否する人は、大きな知識の理解にまで至りません。 ・バッハは、ロック・ミュージシャンやジャ

  • 『サイエンスライティング 科学を伝える技術』:紙魚:So-netブログ

    事件記者には犯罪、政治記者には選挙、スポーツ記者には試合があるように、科学記者には学術専門誌がある。1年間に開催されるスポーツの試合や選挙、殺人の件数は全米全都市を合わせたところで、学術専門誌に載る論文の数にはおよばない。 ・記事では「両極の意見を紹介すべし」という古い観念にとらわれた編集長がそういうことを言ったりするが、じつにばかげた考えだ。そんなことをすれば、人工衛星に関する記事を書く場合は、地球平面協会関係者のコメントまで取らなければならないことになる。 ・たとえば、危険な化学物質にさらされている労働者への調査で、彼らは平均的に一般人よりも健康であるという結果を得たとする。しかし、だからといって問題の化学物質を無罪放免にしてはならない。労働者は一般的に健康なのだ。なぜなら、健康体なればこそ仕事に就けているのだから。 ・私は単純にしてスゴイ規則を思いついた。文章の冒頭は前文の最後の言

  • 『書物紗幕』:紙魚:So-netブログ

  • 『アナタはなぜチェックリストを使わないのか?』:紙魚:So-netブログ

    ・血中のカリウム濃度が低いと、心臓は止まってしまう。一方でカリウムが多すぎても心臓は止まってしまう。カリウムの注射は、多くの州が採用している死刑執行の方法だ。 ・私たちが何かをできる領域では、失敗の原因は二つだけだ。一つめが「無知」である。科学は発達したが、わかっているのはまだほんの一部分だ。二つめが「無能」だ。正しい知識はあるのだが、それを正しく活用できない場合を指す。 ・私たちは、そのような「無能」の失敗に対しては感情的になってしまいがちだ。「無知」による失敗は許せる。何がベストなのかがわかっていない場合は、懸命に頑張ってくれれば私たちは満足できる。 ・うまくいかない原因はいくらでもある。そのような失敗例は医学誌に投稿されないから、人にはあまり知られない。だが、うまくいかないのが普通なのだ。 ・外科医はあきれるほど専門化されている。「右の耳専門の外科医、左の耳専門の外科医」なんて冗談も

  • 『自転車の教科書』:紙魚:So-netブログ

  • 『2045年問題 コンピュータが人類を超える日』:紙魚:So-netブログ

  • 『社内の「知的確信犯」を探し出せ』:紙魚:So-netブログ

    物のサイコパスはPCL-Rのほとんど、もしくは全部の項目に当てはまるが、リスクの数個の項目に当てはまるからといって、その人がサイコパスとはいえない。 ・正常な人の脳は感情を喚起する素材に対して、非感情的な素材に接したときとは異なる反応を示したのに対し、サイコパスの脳はどの素材に対しても同じ反応を示した。サイコパスの脳は、感情を喚起する素材を、あたかも非感情的な素材であるかのようにとらえたのだ。 ・基的には、パーソナリティ障害のある人は、日常生活で直面する問題に対して、限られた型どおりの解決策しか持っていない。パーソナリティ障害のない人の場合は、状況に応じて最適な、さまざまな行動をとることができる。 ・サイコパスは自分に都合の悪いことはすべて他人や状況や運命のせいにする。 ・なかには、サイコパスがほかの同僚を新たなターゲットにしたことで失望感を味わう被害者もいる。彼らは、サイコパスに利

  • 『自分を知り、自分を変える』:紙魚:So-netブログ

  • 『感情から老化していく人いつまでも感情が若い人』:紙魚:So-netブログ

    ・若いうちなら歩かないことで歩けなくなる人はいないが、高齢者にはそういう人がいる。使う意欲がなくなると、頭の働きも身体の働きもどんどん老化していってしまう。 ・キレやすく、いったん怒りだすと、怒りがなかなかおさまらなくなることが多くなる。こうした現象を、精神医学では「感情失禁」という。感情が漏れ出てきて、それを抑える術がない状態だ。 ・老化といえば、記憶力の衰えが最初にくると思われがちだが、それは実感しやすいからそう思うだけで、実は記憶力よりも、さらには体力よりも、もっとも先に衰えてくるのが、感情なのである。 ・高齢者がお世辞をわりと真に受けてしまうのも、前頭葉が萎縮し、疑う能力が落ちてきたことを示している。 ・シェークスピアの『リア王』の物語は、前頭葉の機能が落ちた老人の典型例だ。このドラマには、前頭葉の機能が衰えた老人の特徴を示すエピソードがいたるところに登場する。 ・現実の世界でも、

  • 『50歳からの定年準備』:紙魚:So-netブログ

  • 『しらずしらず あなたの9割を支配する「無意識」を科学する』:紙魚:So-netブログ

    ・研究によれば、私たち人間は、自分の感情を理解することにかけては、能力の低さと自信の高さが奇妙な形で絡み合っているという。 ・研究によれば、華やかな修飾語が加えられていると、その叙情詩的に説明された料理を注文しようという気が起こるだけでなく、その料理を、一般的な説明しか加えられていないまったく同じ料理よりもおいしいと評価するようになるのだ。 ・情報の形態が理解しにくいものであると、その情報の内容に関する判断に影響が及ぶのだ。 ・人間は、商品を容器で、を表紙で、さらには、企業の年次報告書を光沢紙かどうかで判断する。だから、医者は能的にこざっぱりとしたシャツとネクタイで身を包むものだし、また、弁護士がバドワイザーのTシャツを着て依頼人を出迎えるのは勧められない。 ・科学的に規定されたポルノはどこで入手すればいいのだろうか? 実は、心理学者はそのためのデータベースを持っている。それは国際情動

  • 『本を読んだら、自分を読め』:紙魚:So-netブログ

    ・星新一はあえて古くならないように執筆当時の現代風俗に関する描写を避けたのだと、ご人から聞いたことがあります。 ・現実逃避というと、ネガティブなように聞えてしまうかもしれませんが、現実逃避をしようにも、想像力のない人はうまくいきません。その逃避先の現実を妄想できる能力が必要になります。 ・を開いて、何をいっているのかわからないというとき、自分はどういう状態なのかというと、「自分が何をわかっていないかということすら、わかっていない」ということ。 ・人として、最低限文化的な教養があるかどうかの目安は、自国語で書かれたを読むことが苦痛でないかどうかというところにあります。 ・は勝手に人を救います。とは、海で溺れたとき、波間に浮いている丸太のようなものです。丸太に「人を助けよう」という意志があるわけではありません。 ・現代におけるベストセラーとは、を普段買わない人がたまたま購入に至った

  • 『世界で3000億円を売り上げた日本人発明家のイノベーション戦略』:紙魚:So-netブログ

    ・「そこに大きな可能性がある!」と証明された後から入っていく人たちにできることは、裾野を広げ、実用化を早めるような研究です。 ・世界的に見て、日技術者、研究者のレベルは高いポジションにある。それでも日発のイノベーションの数が少ないのは、日のルールに科学的整合性が乏しいからなのです。 ・先を読むには、必要なリソースを自分の頭の中に入れておくことです。人から聞かれたら、5秒以内に答えが出てこないと頭の中に入っていることにはなりません。メモや、コンピュータに打ち込んだものは見返すことができますが、それでは10年先を読む着想は生まれません。 ・日では出身地を聞かれ、どこの大学を出たか聞かれ、どんなスポーツをしてきたのか、どんなことを趣味としてきたのかなどと、自己紹介と言えば、過去の話から始まります。しかし、アメリカでは「今、何をしているのか」「今、何ができるのか」が始まりです。あなたはこ

  • 『ビジネスマンの君に伝えたい40のこと』:紙魚:So-netブログ

  • 『かばんはハンカチの上に置きなさい』:紙魚:So-netブログ

    ・「ほんの少し違うこと」をやるだけで、相手に与える感動は大きい。 ・私のライバルは、ほかの保険会社の営業職だけではないからです。ライバルは、お客様とおつき合いのある(これからあるであろう)、すべての営業の人たちなのです。相手が経営者なら、その取引先銀行や証券会社、デパートの外商や車のディーラーもそうかもしれません。 ・細かいことの積み重ねで、その人のブランドイメージができ上がっていき、ほかの人たちと大きな差がつく。 ・ゴルフにおいては、ミスが出たときにその人の性が出ます。「この人はミスが起こると、こういう対応をする人なんだな」と思われてしまいます。 ・極端な話、ボールの行方はみんなが見ていてくれます。でもティーの行方を注意して追っている人はまずいません。 ・アポ取りで「No」を受けた数を目標にするのです。こうすることで、断られてしまっても、ちょっと嬉しい。アポが取れても、取れなくてもハッ