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ブックマーク / turntokyo.com (2)

  • 立体音響と90年代のイルカ ヘンリー川原論考(時代考証資料編) | TURN

    【はじめに】 昭和天皇崩御のちょうど1年前、日の書店の局所で、『ホロフォニクス・ライブ』と題されたまがまがしい装丁のカセットブックがとぶように売れていた。そのカセットの中味は外装から連想できそうもない日常に付帯する音が収録され、定価は当時のミュージックテープの倍近い4800円。てっとり早くいえば、生活音のテープが高値でバカ売れしたのだ(!)。昨今、動画投稿サイトにひしめく「ASMR」コンテンツの系類の先祖(※註1)でもあるこのリリースを仕掛けたのは、古史古伝や神道霊学関連の文献を出版していた《八幡書店》だった(※註2)。これが呼び水となり、ヘンリー川原を名乗る音楽家が同出版社を訪れたことでひとつのストーリーが動きはじめる。 『ホロフォニクス・ライブ』カセット ヘンリー川原は福岡出身のエレクトロニック・ミュージック・プロデューサーで、エンジニアリングも得意とし、90年代前半の短いあいだ、ア

    立体音響と90年代のイルカ ヘンリー川原論考(時代考証資料編) | TURN
    gogatsu26
    gogatsu26 2022/02/17
    “ヘンリー川原は福岡出身のエレクトロニック・ミュージック・プロデューサーで、エンジニアリングも得意とし、90年代前半の短いあいだ、アルバムにして20枚ほどのCDを制作”
  • 80年代の細野晴臣を綴る「汚し」のプロセスを経た音の刺激 | TURN

    2019年、細野晴臣デビュー50周年記念展(『細野観光 1969-2019』)が、六木ヒルズ展望台で1ヶ月に渡って開催されました。そこでは氏の所有するギターやキーボード、民族楽器や果ては玩具に至るまで、世界中のありとあらゆる音の鳴るものが、さながら万博のように陳列されていました。その中で個人的に印象深かったものが、E-mu Systems社のサンプラー「Emulator Ⅰ」です。フロッピーディスクからサンプルを読み込んで使用するこの電子楽器は、1981年の発売当時、メモリー容量はたったの128KB、サンプリング可能な時間も2秒程という、今から考えれば非常に制限的なものでした。 当時このEmulatorが画期的とされたのは、以前のサンプリング・マシンと比べて安価であり、また持ち運びもしやすいサイズであるなどの、即物的な面が大きかったようです。ライヴにおいても重宝され、YMOの1981年の

    80年代の細野晴臣を綴る「汚し」のプロセスを経た音の刺激 | TURN
    gogatsu26
    gogatsu26 2021/08/18
    “民生用の8chアナログ・レコーダーでまずベーシックを録音し、それをデジタルに流し込むという、屈折した手法をとる” その様子を見て「何を貧乏くさいことやってるんだ」とブチ切れた坂本龍一
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