ワシントン発のニュースは世界を混乱に落とし入れるかもしれない CNNの記事には、混乱突入の日を示すようにクリスマスツリーの写真が添えられていた 米国・CNNが奇妙な記事を伝えている。「財政の崖」の協議の行方を見守るため、金融市場に席を置く人々がクリスマス休暇や正月休暇を返上して、自宅や事務所で待機するというニュースである。 議会はクリスマスには動かないというのが通例である米国において、審議の実行を前提にクリスマス 休暇を返上して、待機するというのはなんともおかしなことである。不思議なのは、有名なアナリストのチャード・ウィッテントン氏が「審議しても、しなくても状況を見守る必要がある」と述べている点である。 さらに興味をひく点は、「財政協議は山場を迎えている。いちかばちかの賭けだ。いずれにしても、その結果は来年1月の防衛株の動向に重要な影響を及ぼすだろう 」という点である。なにゆえ財政の論議の
チベット仏教最高位のダライ・ラマ法王がインドに亡命してから50年余、明日8日から始まる中国共産党大会を前に、チベット自治区やチベット族自治州では 、中国政府のチベット政策に抗議するチベット族の若き僧侶達の焼身自殺が急増して来ている。 チベット族の人口はおよそ500万人、その多くがかってチベット国家があったチベット自治区の他に四川省や甘粛省、青海省、雲南省などにあるチベット 族自治州で暮らしている。こうしたチベット族の居住地ではマスコミの取材や写真撮影は全て禁止されており、焼身自殺や暴動などが起きている背景や街の様子は一切伝えられないまま今日に至っている。 今回四川省にあるチベット族自治州のアバという街にオーストラリアABCテレビ局が潜入取材を試みた。その衝撃的なレポートがNHKのBSニュースで放映されたので、読者の中にはご覧になった方もおられることと思うが、非常に貴重な取材であるので本HP
カリフォルニア州の財政破綻が引き起こすアメリカのデフォルト宣言 7月28日にカリフォルニア州の発行している州債券の大口返済の期日が到来するが、どうやら返済資金が枯渇しているために、不渡りになる可能性は大きいようである。 かの俳優のアーノルド・シュワルツネッガー知事が6月2日に議会で「このまま何も措置が取られなければ、2週間後に悲劇的な事態が到来する」と語っていることを考えると、それは十分あり得ることである。 カリフォルニア州の破綻を夕張市と同等に見ていては、とんでもないことになる。同州の経済規模は、カナダやブラジルより大きいのだ。それゆえ、もしもデフォルト宣言が発動されるようなことになったら、大変な事態が発生することになるはずである。夕張市が破綻するのとはわけが違 うのだ。 このカリフォルニア州債券は、建国以来初めて連邦政府が直接債務保証する形で発行された債権であるから、不渡りの発生は、オ
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