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ブックマーク / maneater.hateblo.jp (3)

  • 中古盤屋で語る自分史 その5 - Pithecanthropus Collectus(蒐集原人)

    【5】江川光さんの思い出 時系列的に、ここには葛飾区の某所にあった中古レコード店に通い詰めていた頃の話が入るのだが、それは以前「江川光さんの思い出」として、ブログにアップしてしまった。なので、まだ読んでないという方は、以下のリンク先のエントリーを読んでほしい。 ・レコードコレクター・江川光さんの思い出 前編 ・レコードコレクター・江川光さんの思い出 後編 【6】よい子の歌謡曲の時代 話を少しもどす。「えとせとらレコード」に出入りしたことで廃盤歌謡の世界に目覚めてしまったおれは、一気にコレクターの坂を転げ落ちていく。たった1枚だと思ったから1300円のレコードも安く感じられたけど、何枚も買うようになると、そう高いものは買っていられない。サラリーマンとはいえ、まだ若かったし、安月給なのだ。 それでも、ピーク時には毎月100枚ぐらいドーナツ盤を買ってたな。1枚500円としても5万円。実際には10

    中古盤屋で語る自分史 その5 - Pithecanthropus Collectus(蒐集原人)
  • そんな三浦さんも、もういない - Pithecanthropus Collectus(蒐集原人)

    おれが三浦和義事件に関するもののコレクターであることは、世間に広く知られるところであろう。事件関係者による出版物や映像、果ては一美さん狙撃現場の“砂”まで、その収集物は多岐に渡る。 書『叫べ!一美よ、真実を』も、そうしたコレクションのひとつとして、長いあいだ我が魔窟の隅に奉納されていたものだ。三浦事件に関するは数がありすぎて、いちいち全部読んでらんないのよね。でも、3月の震災で仕事がなくなっちゃったりしてヒマな時間ができたので、気まぐれにこいつを引っ張り出して読んでみた。 いやー、重いよねえ。 「三浦事件」っていうと、どうしてもあの三浦さんのエキセントリックな人柄が頭に浮かぶので、スットコおもしろ事件簿のような気がしてしまうけど、全然そんなもんじゃない。犯人が誰だったのかはさておき、実際に一美さんは殺されてるんだもんな。その遺族の想いは計り知れない。 タレントの風見慎吾は4年前に当

    そんな三浦さんも、もういない - Pithecanthropus Collectus(蒐集原人)
  • ほのぼのピストルズ - Pithecanthropus Collectus(蒐集原人)

    はじめてパンクロックと呼ばれる音楽を聴いたのは、いくつのときだったろうか。 セックス・ピストルズのデビューは1976年だから、自分は当時15歳だった。中学3年生か。その頃はまだハードロックに夢中だったけれど、頭脳警察のことはもう知っていた。でも、それをまだ誰も“パンク”とは呼んでいなかった。音的にはピストルズよりもラモーンズや頭脳警察の方がずっと過激だと思うが、その時点では単にハードなロックンロールでしかなかった。それを音楽の新ジャンルとして定着させるためには、やはりセックス・ピストルズの短髪+安全ピン+破れたシャツというわかりやすさが必要だったのだ。そういう意味では、パンクという音楽ジャンルを作ったのは“音楽”そのものではなく、ピストルズをプロデュースしたマルコム・マクラーレンという“人間”だったといえる。 パンクの質とは「アティテュードと魂の問題だ」と言ったのはスティッフ・リトル・フ

    ほのぼのピストルズ - Pithecanthropus Collectus(蒐集原人)
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