「異次元の少子化対策」で少子化は反転するのでしょうか? 機械的なシミュレーションではありますが、「異次元の少子化対策」で出生数や人口はどうなるのか?について考えてみたいと思います。 シミュレーションケースとしては、以下のケースを考えます。機械的なシミュレーションですので、どのような「異次元の少子化対策」が効果を上げるかは捨象して、「異次元の少子化対策」がこういう効果を上げたら、こうなるという結果であることにまず留意してください。 表1 シミュレーションケース 図1 出生数の推移(筆者作成) 図2 総人口の推移(筆者作成) 以上の結果、出生数や総人口が増加に転じるのはSim1ケースのみで、残りのケース(Sim5は少子化対策なし)は出生数は増加するものの、次第に減少してくことが分かります。 つまり、第2次ベビーブームを含む70年代並みに子どもが生まれて初めて出生数は反転するのです。それ以外は、
![団塊Jrを見捨てた時点で日本の少子化対策は実質的に終了。いかなる少子化対策も時間稼ぎに過ぎない。(島澤諭) - 個人 - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/30ce0f82b319ffcde12cf3799a934eea2247a4db/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsatcl-pctr.c.yimg.jp%2Ft%2Fiwiz-yn%2Frpr%2Fshimasawamanabu%2F00332683%2Ftitle-1673578368095.jpeg%3Fpri%3Dl%26w%3D800%26h%3D450%26order%3Dc2r%26cx%3D0%26cy%3D0%26cw%3D1920%26ch%3D1080%26exp%3D10800)