故アレックス・ランドルフがデザインした2人用アブストラクトゲーム『ツイクスト(TwixT)』について、再版プロジェクト がキックスターターで立ち上がったが、遺族とライセンス契約していなかったことから批判を受け、わずか10日でキャンセルされることになった。 『ツイクスト』はペグとブリッジでボードの一方の辺から反対側の辺まで先につなげたら勝つ2人用アブストラクトゲーム。初版は1962年に3M社(アメリカ)から発売され、コスモス社(ドイツ)が1998年に再版してから20年が経過しているが、世界的に根強い愛好者がいる。 そのような中、先月20日にアメリカ人のW.ドレザル氏がキックスターターで再版プロジェクトを立ち上げた。ところが、このプロジェクトがランドルフの甥であるM.カッツ氏とライセンス契約をしていなかったため、彼が所属するドイツ・ボードゲームデザイナー連盟(SAZ)のメンバーが批判。アメリカ