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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/asteion (2)

  • 故郷・東北を「かっこ悪い」と感じる自分に困る...「かっこよくなった」沖縄、台湾、韓国との違いは?

    <独自の近代ナショナリズムや自意識の形成など、台湾のナショナリズムとイデオロギーから見えてくる、日の東北について> 毎日新聞に入社3年目の02年、青森支局員だったとき、東京で「沖縄反基地運動連帯」をかかげる団体を取材した。 取材後の雑談で「米軍三沢基地や使用済み核燃料再処理施設を抱える青森の立場は、沖縄に似ている」と言うと、相手は「考えたこともなかったです。沖縄と違って、青森はなんだか、かっこ悪いですしねえ」。 「かっこ悪い」――。あまりに率直すぎる言葉に、愕然とするよりも納得させられた。私も東北を「かっこ悪い」と思ってきた。だからこそ、ちょうど30年前の春、大学進学を期に、出身地である東北・仙台を逃げ出した。東日大震災の、あの津波が来るよりもはるか前に。 私は「かっこ悪い」東北出身である。と同時に東北から逃げて、結果として震災からも逃げ得た。その自分が後ろめたく、震災の死者に罪責意識

    故郷・東北を「かっこ悪い」と感じる自分に困る...「かっこよくなった」沖縄、台湾、韓国との違いは?
    gogatsu26
    gogatsu26 2024/05/08
    田中角栄政権のちょっと前くらいから「百姓/田舎者」のイメージを受容する代わりに莫大な補償金が流れ込んでそれに甘んじてるうちに
  • 三島由紀夫が「一大奇書」と言ったマヤの聖典『ポポル・ヴフ』──コロナ禍で読む意義|WEBアステイオン

    <マヤ系先住民キチェ族による口誦文学『ポポル・ヴフ』。日でも1961年に『ポポル・ヴフ――マヤ文明の古代文書』(中央公論社)が出版されて以来、長く読みつがれている。16世紀の記憶を21世紀の今、私たちが読む意義とは?> ここには、すべてが静かに垂れ下がり、すべてが動くこともなく平穏にうちしずみ、空がただうつろにひろがっていた模様が語られる。 これはその最初の話、最初の物語である。人間はまだ一人もいなかった。獣も、鳥も、魚も、蟹もいなかった。木も、石も、洞穴も、谷間も、草や森もなく、ただ空だけがあった。 地の表もさだかに見わけられなかった。ただ静かな海と限りなくひろがる空だけがあった。『マヤ神話ポポル・ヴフ』(中公文庫、86頁) マヤ神話ポポル・ヴフ グアテマラのマヤ系先住民キチェ族が残した『ポポル・ヴフ』と呼ばれる口誦文学、冒頭の一節である。古代マヤ文明の「聖典」とも称されており、どこか

    三島由紀夫が「一大奇書」と言ったマヤの聖典『ポポル・ヴフ』──コロナ禍で読む意義|WEBアステイオン
    gogatsu26
    gogatsu26 2022/06/20
    “キチェ王統の高貴なる由来を神話の時代から説明することで、スペイン王政下における彼らの優位性、権利を求めるため意図的に語られた物語という、生々しい現実的な側面”
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