朝日新聞大阪本社の経済部に所属する男性記者(33)が、10月6日に自殺し、その直後に経済部長が異例の人事で異動していたことが、「週刊文春」の取材でわかった。 亡くなったのは、朝日新聞大阪経済部のキャップを務めていた竹岡正貴記者(仮名)。2011年に入社した11年目の記者だった。 竹岡記者が亡くなった当日の夜8時半から、朝日新聞では、東京、大阪など全国の経済部員約70名がオンラインで参加する臨時部会が開かれた。部員には約1時間前に突然開催が伝えられ、東京経済部長を務める伊藤裕香子氏が中心になって説明がなされた。