先週末公開された『スーパー8』が予想通り興行成績第1位におどりでたが、 ツイッター上では何度かつぶやいたのだが、確かにこの映画は最後まで 飽きさせず、評判も良く、かなりおもろい映画であるにもかかわらず、いったい 何の為に作られた映画なのかよくわからない。 ETなどのスピルバーグ作品へのオマージュだとか、JJエイブラムスや スピルバーグの少年時代への憧憬だとか、はてはロメロへのオマージュ だとかいろいろいわれているが、どうもどれもしっくりこない。フリー◯ーソン が来るべき宇宙人来襲対策として作らせたなる都市伝説もあったりする のだが、恐らくは言うに言えない目的のために作られた(それが何かは まださっぱりわからないが)であろうこの作品に、公にされているオマージュ 作品とは別のとある作品との共通点というか、映画を観終わって個人的に 思い出したのが楳図かずお先生の『漂流教室』なのだった。 ストレー