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  • 『3』の時だけブルーになる - 孤高の凡人

    2016 - 07 - 30 『3』の時だけブルーになる 深夜。そう深夜である。その深いコバルトなブルーの真ん中で私は立ち尽くしていた。 ブルー。そうブルーなのだ。その顔色もさる事ながら血、臓器、骨、皮膚、それら全てがブルーである。私はそのブルーな手の、ブルーな人差し指、その人差し指の先にある爪、その爪の根元にある生まれたばかりのタンパク質。爪半月と呼ばれるその部分と、コバルトな空に浮かぶ月を交互に見つめながら、立ち尽くしていた。 尻ポッケに収まっている三つ折りの財布の中では、青いインキで描かれた3人の夏目漱石が陰気に身を寄せ合って、舞台袖で出番を待つ役者のように緊張の糸をポロロンと奏でる。 時間がない。上限が定められていない有料駐車場。その料金支払い機の前で、私は立ち尽くしていた。爪半月と同様にニヒルに笑う月明かりの下で、私は左手を清算機、右手を尻ポッケに当て、アンディウォーホールが描く

    『3』の時だけブルーになる - 孤高の凡人
    gohan108
    gohan108 2016/07/30
    間違ったら押し直してくださいって書いてるよ
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