ウェルスファーゴ ■ウェルズ・ファーゴによる顧客への不正営業問題とは 米銀大手ウェルズ・ファーゴによる顧客への不正営業問題 顧客の承諾を経ずに銀行口座を開いたり、クレジットカードを発行したりする不正行為が発覚した。 中小企業に対して不利な契約を押しつける問題もみつかった。行員の基本給を抑え、過度な成果報酬体系を導入したことが不正の引き金になったとの批判もあった。 顧客に無断で開いた口座数は350万件にのぼる見込みだと発表した。調査範囲を拡大した結果、200万件強程度としていた過去の見込みから膨らんだ。 未承認とみられるオンラインの料金支払いへの登録も、約53万件見つかった。 昨年9月、2011~15年ごろにウェルズで顧客に無断で預金やクレジットカードの口座を作る行為が横行していたことが発覚した。 米議会でも激しく糾弾され、トップが辞任する事態にまで発展した 米銀ウェルズ・ファーゴで、法人向