[映画.com ニュース] 映画の入場料金の改定が、各興行会社で決まり始めた。当然、4月1日から実施される消費税増税に対処したものである。TOHOシネマズは、基本料金は据え置き。シニア、レディースデイなど、各割引料金の100円引き上げを行う。SMT、ティ・ジョイ、東急レクリエーションなども、今月順次発表の予定だ。大手のイオンエンターテイメントは、基本料金、割引料金とも据え置きとの見方もあるが、こちらも近々発表を行う。 気になったのが、前売り料金だ。たとえば、4月25日公開の「アメイジング・スパイダーマン2」(ソニー・ピクチャーズ配給)は、現行どおりの前売り料金1300円(一般)が設定されている。すでに発売していることもあり、新たに改定するのは、物理的に難しいとの判断があったとみえる。以降の同社の配給作品は、今後は上がる可能性が高い。 邦画では、東宝配給「テルマエ・ロマエII」(4月26日公