1. TCPの基本法則(帯域遅延積) 上にグラフ化されている関係式(帯域遅延積): TCP受信窓サイズ(B) = 125[データ帯域(Mb/s)][往復遅延時間(ms)] 例えば、Win95/98/NTの RWIN既定値 8KB で、往復遅延時間 100ms の相手ホストから受信すると、どれだけ広帯域なアクセス手段を使っても、TCP/IP実効データ帯域(=最高データ受信速度)は約 0.655Mbps = 655kbps が上限になる。また、往復遅延時間が 200ms の相手ホストなら約 328kbps が上限。 これはTCPの基本法則であるため、アクセス手段とネットワーク環境が、より高い速度でのデータ受信を可能にするものであれば、TCP受信窓(RWIN)サイズを充分大きな値に設定することが必要。 また実際の環境では、必ずパケットロスがあり、正常に到達しなかったパケットを相