カメキチの目 言葉 コトバ ことば だいぶ前、朝日デジタル(10月26日)に「誠に遺憾に存じます」という記事があった。 題名「誠に遺憾に存じます」のとおり、「不徳の致すところ」など政治家や企業のリーダーが自身のまちがいや不手際を相手に謝るように見せながらうまくその場をやり過ごす切り抜ける卑怯な態度を、古田徹也さんという哲学者が指摘されたもの。 【引用】 「言葉が平板化すれば世界が平板化する。…だからこそ、言葉の豊かな可能性を信頼し、しっくりくる言葉を探し当てようともがき、待ち続けなければなりません。そんなの面倒だと思われるかもしれませんが、しっくりくる言葉が見つかり、その言葉で話すのは、そもそも快く、楽しいことですよね。その充実感や喜びを手放さず、閉じゆく世界の可能性を開いてくれる言葉を増やしていく…」 私は、「しっくりくる言葉」という言葉がピンときた。 もう一カ所の言葉もピンときた。 【