これから社会に出ていこうとする子どもたちには、「第4次産業革命」「Society 5.0」などと呼ばれる、新しい時代が待っています。政府も最新の「成長戦略」(未来投資戦略2017)の中で、イノベーション(技術革新)の必要性を訴えており、新しい価値を創造する力が、ますます求められます。肝心の子どもたちは、自分たちの創造力について、どう捉えているのでしょうか。 将来の仕事として展望できず PDFファイルで知られるアドビシステムズは5~6月、1995~2008(平成7~20)年に生まれた「Z世代」(ポスト・ミレニアル世代)について、5か国を比較したオンラインアンケート調査を行っています。Z世代は、生まれながらにデジタル環境が身近にあった、生粋のデジタル・ネイティブです。他国では11~17歳(調査は昨年9~10月に実施)ですが、日本では12~18歳を対象にしました。 自分や同世代をどう考えるかを5