東京大学は15日、2016年度入試から推薦入試を導入すると正式に発表した。募集人員は文系、理系の全科類で計100人程度。後期日程をなくし、その分をあてる。2月の前期日程より前に実施し、推薦で不合格でも前期試験を受けられるようにする。 推薦できる高校は限定しない。高校長が1〜2人を選び、東大に調査書などを提出。応募者多数の場合は書類選考で絞り、面接などで合格候補者を選び、大学入試センター試験で基準得点を上回れば合格とする。 東大が求める人材として挙げたのは、特定の学問領域でずば抜けた力を持つ生徒。例えば、物理や歴史などの分野を想定、能力を証明する書類などの提出も求める。学問の分野によって、面接の方法を変えたり、別々の課題を与えたりすることも想定している。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デ