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ブックマーク / www.astroarts.co.jp (2)

  • 110億年前の宇宙に、大銀河同士の合体で星が大量に生まれる現場

    【2013年5月23日 ヨーロッパ宇宙機関/NASA】 およそ110億光年彼方の大銀河同士が衝突し、大量のガスから星が次々と生まれる現場が観測された。大型の楕円銀河は劇的な衝突合体によって作られたという説を有利にするものだ。 衝突銀河「HXMM01」(右枠、点線の囲み)。周囲の青色の部分は手前にある無関係の銀河。クリックで拡大(提供:ESA/NASA/JPL-Caltech/UC Irvine/STScI/Keck/NRAO/SAO) ほとんどの大型銀河は大まかに、豊富なガスを材料に星の形成が続く渦巻銀河か、ガスがほとんどなく低温の赤い星ばかりの楕円銀河かに分けられる。 後者の楕円銀河が作られたプロセスについては、多くの矮小銀河を取り込んでじょじょにできあがっていき、やがて星を作る材料を使い切ってしまい輝きを失っていくというのが従来の主流の説だった。だがここ10年で、大質量の楕円銀河は宇宙

  • 7年ぶりの明るい極大を迎えたはくちょう座χ

    【2013年5月7日 高橋進さん】 夜10時すぎに北東の空に現れはじめたはくちょう座。その長く伸びた首の中ほどに位置するミラ型変光星のはくちょう座χが、3等台と7年ぶりの明るい極大をむかえている。いつもと少し違った白鳥の姿を見てみよう。 χ星が明るくなったはくちょう座。クリックで拡大(撮影:高橋さん。2013年5月4日撮影) はくちょう座χとη周辺を拡大。数字は等級(64は6.4等級の意味)(撮影:画像1枚目に同じ) はくちょう座χの光度曲線(提供:高橋さん。VSOLJメーリングリストデータより作成) はくちょう座χ(カイ)は、およそ400日周期で光度が変化する変光星です。このはくちょう座χが、7年ぶりに3等台の明るい極大を迎えています。 はくちょう座χは赤色巨星が脈動によって明るさを変えるミラ型変光星です。変光星カタログでは周期408日、変光範囲は3.3〜14.2等とされています。ただこ

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