不動産投資用の物件購入を判断する時の指数として表面利回りや実質利回りなどがありますが、同じような指数の一つにイールドギャップと呼ばれるものがあります。 イールドギャップの計算方法はとてもシンプルで金融機関から融資を受けた場合の借入金利と投資物件の利回りの差(ギャップ)のことを表したものです。 イールドギャップの考え方 イールドギャップの説明の前に、まずは以下の2つのポイントについて理解する必要があります。 賃貸経営の利回り 不動産投資ローンの仕組み それぞれについて簡単に説明していきます。 「表面利回り」と「実質利回り」 利回りにはいくつかの種類がありますが、最も有名な利回りが「表面利回り」と「実質利回り」です。 表面利回り(グロス利回り) 年間の家賃収入÷物件価格✕100 実質利回り(ネット利回り) (年間の家賃収入ー必要経費)÷総投資額(物件価格+購入諸経費)✕100 例えば、以下のよ