お泊りデイサービスでも看取る時代最近、高齢者介護施設で看取り介護サービスが広まる中、わたしの勤めるお泊りデイサービスでも看取りを行っています。 一年前に、末期の大腸がんを患う60歳の女性がわたしの施設に入所しました。知的障害をもっており、小学生低学年のような無邪気さがあって、とても明るい方でしたが、今年の7月に看取りました。その看取りで、 とても大変だったのは医者との連携でした。 週一回、医者が施設に来て、患者の様子をうかがい、わたしの職場スタッフと相談しながら今後のケアを決めていましたが、正直うまくかみ合っていなかったことがありました。そして、わたしもこの看取りで、医者の指示待ち人間になっていたとすごく後悔しました。 今回はそんなことを書いていきます。 医者の指示待ち人間になっていた自分医者は患者の苦しみ・痛みよりも、診察や検査をして、その苦しみの原因となっている「体の異常」を見つけよう