国土交通省は、自動車検査証(車検証)のICカード化を2023年1月に施行する。ICカード化に伴って関連する法制度を改正する。3月17日に発表した。 車検証のICカード化に伴って、車検証のICチップに有効期間を記録する事務、検査標章の交付事務を国から指定整備事業者に委託する制度を創設するのに伴って、国土交通大臣の権限を運輸支局長に委任するための規定を設ける。 また、ICカード化された車検証への記録を可能とするため、現行の電子情報処理組織(自動車登録検査情報処理システム)からの出力方法が印字に限られているものについて、電磁的方法を加えるための所要の改正も行う。 2023年1月1日に施行する。 一方、軽自動車に関しては経過措置を設けることが決まっているが、経過措置の期限を2023年12月31日までとする。 パブリックコメントを実施した上で施行する。 《レスポンス編集部》