※以下ネタバレ注意です。 深夜ドラマ “山田孝之のカンヌ映画祭”は、とても面白いです。そして、実に刺激的です。 2016年夏。山田孝之さんと山下敦弘監督がカンヌに訪れるシーンから始まります。観光客で賑わうカンヌに2人はタキシードと蝶ネクタイという正装で闊歩しています。シャンパングラス片手に海を眺めたり、赤絨毯の階段で手を降ったり、肩を抱き合って親指を立てたりとシュールな光景から、オープニングへと繋がります。 オープニングの画も曲もカッコイイですね。カンヌ映画祭に関わる映画のタイトルで構成された歌詞から山田孝之の心の叫びに聞こえます。 そして、事の始まりへと時間は戻ります。俳優、山田孝之は山下敦弘監督を楽屋に呼び出し、賞が欲しいと熱弁を伝えます。獲るなら「カンヌ映画祭の1番のやつ」が獲りたい。獲りたいから一緒に映画を撮りたいと始まります。 山田孝之は、山下監督の受賞した賞をさらりと半端扱いし
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