住宅を建てる上でこだわる点は、人によってさまざまだろう。 漫画家の江川達也さんは、“おもしろくて新しい家”にこだわった。 結果、入居から約8年を経た今も、「改善点がないほど、満足している」と話す。 Part1では江川流満足いく家づくりの極意を、Part2では住宅取得やリフォームに 絶好のチャンスを迎えた住宅税制のポイントを紹介する。 ――東京・渋谷の高級住宅地という立地に立つ白い豪邸。一歩足を踏み入れた途端、すっきりと洗練された外観とは対照的な、開放的でコントラストのはっきりした内装に個性を感じる。 この家を建てたのは8年前、39歳のとき。ずっと家を建てたいと思っていて、10年以上土地を探していました。そのうちにどんどん地価が下がり、都心に安い物件が出るようになってきた。それで、ここに建てることにしました。 つくるからには、おもしろい家にしたかった。好きなんですよね、ヘンな家が(笑