イバンカ・トランプ参上 4月1日、ドナルド・トランプ米大統領の長女、イバンカ・トランプさんがホワイトハウス入りする。 実はその前日の3月31日、ケイティ・ウォルシュ大統領次席補佐官が更迭されている。 オバマ前大統領が施行した医療保険制度改革(オバマケア)を撤廃し、新たな制度に変えるべく代替法案を米議会に提出・成立を目指したトランプ政権は同24日、下院での採決直前に同法案を取り下げ、撤回に追い込まれた。 トランプ大統領が昨年の大統領選で公約に掲げた「オバマケア廃止」は失敗に終わったのだ。 米上下院で多数を占める共和党だが、党内保守派(「茶会」)及び穏健派双方からの反対に遭い、採決を断念せざるを得なかった。日本流に言えば、国会対策(議会対策)を怠った首相官邸(ホワイトハウス)側のドジである。 その責任者は、日本の官房長官に相当するラインス・プリーバス大統領補佐官(元共和党全国委員長)である。ウ
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