7日午後8時35分頃、東京都江東区富岡の富岡八幡宮の敷地内で、複数の人が刃物で切りつけられたとの110番があった。 東京消防庁や警視庁深川署によると、男性2人、女性2人の計4人が負傷し、病院に搬送された。このうち男女3人は重傷で、一部は意識不明という。 同署幹部によると、被害者の中には富岡八幡宮の女性宮司と、宮司専属の男性運転手が含まれているという。現場には血の付いた日本刀とサバイバルナイフがあり、警視庁が凶器と見て、確認を進めている。 捜査関係者によると、被害者のうち一人は、車から降りたところを追いかけられ、刃物で刺されたという。通報を受けた警察官が現場に駆けつけるとほかにも人が倒れていたという。 事件直後、現場に日本刀のような刃物を持った男女がいたとの情報もあり、同庁で調べている。 現場は門前仲町駅の東約300メートル。富岡八幡宮は江戸時代の勧進相撲発祥の地。境内には大相撲の歴代横綱の