さる8月15日、ライトノベル作家・石川博品の新作『四人制姉妹百合物帳』が夏コミ初日に販売開始されました。 石川博品は耳刈ネルリ三部作や『ヴァンパイア・サマータイム』『後宮楽園球場』などで知られる現代ラノベ界きっての天才であり、また『さよならの儀式 年刊日本SF傑作選』に短編「地下迷宮の帰宅部」が収録されたことも記憶に新しいです。 本作は、作者本人が「よく書けた」と語りながらも 「『四人制姉妹百合物帳』は数多のレーベルに出版を拒否された問題作です。 ――そう書いたら何やら凄そうですが、要するにボツになったわけです。」 と言ういわくつきの作品であり、現在ではコミックZINで委託販売が行われています。