ドイツでは観客数発表の直前にスポンサー名が映し出される。日本で実現すれば、浦和レッズや横浜F・マリノスのような人気クラブの掲示板は引っ張りだこになるかもしれない どこの国のリーグでも、試合前にプレスルームやVIPラウンジでは試合のメンバー表が配られる。Jリーグの運営は非常に優秀で、キックオフの1時間前には記者室にメンバー表が置いてある。メンバー提出の締め切りが早く設定されていることが大きいのかもしれないが、運営者の手際がいいことは間違いない。 ただし、メンバー表に“一工夫”するという発想力に関しては、ヨーロッパのリーグに一日の長があるように思う。 8月上旬、筆者がドイツとオランダのリーグ開幕戦に行ったとき(ドルトムント対ハンブルガーSV、ケルン対ボルフスブルク、バイエルン対ボルシアMG、フェンロ対ユトレヒトの4試合)、メンバー表には常にホームクラブのスポンサーのロゴが印刷されていた。試合後
![クラブと広告主のwin-win効果を!Jリーグの新しい広告形態の模索。(木崎伸也)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/398dc438ae8dbc32917a9793e69e40cd89186dd2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fe%2Fb%2F-%2Fimg_eba51e6e9d5f3d020223110c9b8a5423331845.jpg)